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当院では、白内障、緑内障、アレルギー性結膜炎、眼底疾患、ドライアイ、斜視、弱視など眼科疾患全般の診療をしています。
診療では、「患者さまにご理解いただいた上での治療」を大切にしておりますので、何かわからないことがあれば遠慮なくご質問ください。また、視能訓練士が勤務していますので、小さなお子さまからご高齢の方まで、幅広い年代の方の検査に対応しております。
目の痛み、まぶたの腫れ、ものが二重に見える、目のかすみなど、何か気になる症状があればお気軽に来院ください。
白内障・緑内障
白内障
症状
白内障の代表的な症状には、光がまぶしく感じる、視界がかすむ、物が二重に見える、視力が低下するなどがあります。
発症すると視力の低下で免許の更新ができなかったり、見えづらさから、今までできていたことがしづらくなったりします。
このような症状や状況に該当する方は、一度検査を受けてみてください。当院では、眼圧検査、眼底検査、OCT(光干渉断層撮影)検査などで、他の病気がないかも含めて検査をしています。
なお、片目だけ白内障になっていると病気に気づきにくいこともありますので、自覚症状がなくても定期的な検査が必要となります。
治療法
白内障の治療は手術が基本となります。手術の場合は、白内障以外の病気をお持ちの方もいるため、全身の状態を管理できる入院設備を備えた医療機関を紹介しています。もちろん、紹介する医療機関以外をご希望であれば、遠慮なくご相談ください。
なお、病気が初期の段階かつ患者さまご本人が手術をご希望されない場合は、点眼薬での治療をご提案したり、半年に1回経過観察をしたりといった対応をさせていただくこともあります。
緑内障
症状
緑内障は初期の場合だと自覚症状がほぼありません。そのため、別の病気の診察や定期検査などで見つかることの多い病気です。
なお、当院では、視力検査、眼圧検査、OCT(光干渉断層計)検査などをしています。緑内障の進行で欠けてしまった視野は元には戻りませんが、症状の進行はそれほど速くないため、OCTなどの検査機器を使えば視野に異常が出る前に病気を発見することも可能です。早期発見・早期治療のためにも、定期的に検査を受けるようにしましょう。
治療法
当院では、複数種の点眼薬を患者さまの病状に合わせて処方しております。
ただ、点眼薬を追加したり、変更したりしても明らかに症状が進行している場合は、連携先の医療機関でレーザー治療や手術を受けていただくこともあります。
花粉症・アレルギー性結膜炎
治療法
点眼薬と内服薬での治療です。
点眼薬も内服薬も発症前に使用すると予防の作用もあります。
シーズンが始まる2週間ほど前から点眼や内服を始めることにより、症状を軽減することができます。
ドライアイ
症状
涙液量の低下、涙液の蒸発の亢進などが原因で、目の表面が乾燥する病気です。
軽い症状であれば少し疲れを感じる程度ですが、症状が悪化すると角膜に傷がつき、激しい痛みを感じ、炎症が出てきます。
残念ながら涙の分泌量を正常に戻すことは難しいといわれています。
治療法
当院では、ドライアイ検査の結果をもとに、「ドライアイかどうか」、また「どのようなタイプのドライアイか」をご説明し、症状に応じてドライアイの治療を行っていきます。
基本治療として点眼治療を行いますが、自覚症状が軽快しない場合や、眼の表面の傷が改善しない場合は、涙が排出される涙点(上涙点/下涙点)にシリコン製のプラグ(栓)を挿入することで、涙の排出を軽減する涙点プラグ治療を行います。
小児眼科
当院では、子どもの弱視や斜視の診療もおこなっています。視能訓練士もいますので、小さなお子さまの検査も対応可能です。
ただ、初めての診察では怖がって検査を拒否されるお子さまも少なくありません。そうした場合は無理に検査せずに、まずは診療に慣れていただき、検査はお子さまが怖がらなくなってからおこないます。
近視・遠視・乱視
「近視」では、遠くは見づらいですが、無理せず近くを見ることができます。
ある程度以上進み、生活に不自由をきたしたらメガネが必要になってきます。
「遠視」では、近くが見えにくくなります。
遠くは見えますが、目はかなり無理をしています。年齢とともに遠くも見にくくなってきます。
子供が遠視かどうかを見極めるには、特殊な目薬を使った検査をします。幼児期から遠視が続くと、将来メガネをかけても見えない「弱視」になってしまい、二度と改善しません。それを防ぐために、早期から眼鏡をかける必要があります。
「乱視」では、程度にもよりますが遠くも近くもぼやけるので、メガネやコンタクトが必要になることが多いです。
眼底疾患
症状
代表的な眼底疾患には、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などがあります。
当院では糖尿病網膜症、網膜裂孔、後発白内障などに対するレーザー治療に対応しています。患者さまの症状にあった治療を行いますので、お気軽にご相談ください。
眼精疲労
症状
休憩をとっても目の痛みや霞(かすみ)、頭痛などの症状が残ります。
眼精疲労を引き起こす原因は、主に視器要因・環境要因・心的要因の3つに分類できます。
1.視器要因には、屈折異常(近視・遠視・乱視)や調節異常(老眼)など、目の各種疾患があります。
2.環境要因としては、PC作業におけるモニターの高さ・モニター画面への映り込み・部屋全体の明るさ・乾燥・エアコンやパソコン、周辺機器が発する騒音などが挙げられます。
3.心的要因は、仕事上のストレス・神経症・自律神経失調症など多種多様です。